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世界第5位の国土面積と人口を有するブラジルは、南米最大の経済規模を持つ工業大国で、豊富な労働力に支えられた製造業が基幹産業になっています。
また、広大な国土を利用した第一次産業もブラジル経済を牽引しており、農産物や食肉の輸出においては、世界トップクラスのシェアを誇ります。
経済発展とともに、中間層の消費が拡大する中で、政府は「ボルサ・ファミリア」と呼ばれる低所得者層向けの給付政策にも力を入れており、更なる消費の底上げが期待されています。
2013年に人口2億人を突破し、今後も人口増加が続くブラジル市場は、少子高齢化が進み国内需要が先細る先進国にとって非常に魅力的に映る一方で、*ブラジルコストと呼ばれる特有の商習慣がブラジルでの事業を困難なものにしており、撤退する企業も後を絶ちません。
日本企業の場合、地理的に日本の裏側にあたるブラジルにモノを運ぶことは、輸出コストが増大になるため、現地で工場を作り、現地で生産・販売を行うことが一般的な進出形態です。
近年では、現地企業や工場をM&Aする形で進出することが増えているようです。
そのため、ブラジルに進出している日系企業の約半数が年商1,000億円以上と、比較的規模の大きい企業が多い傾向にあります。
また、南米最大の都市サンパウロは、歴史的背景から、世界で最も日系人が住む街としても知られています。
*ブラジルコスト…税率や為替レートの高さ、手厚い労働者保護法、厳しい輸入規制、コネを重視し個人のキックバックを要求する商習慣など、ブラジルでは「ヒト・モノ・カネ」においての問題点が多く、経営コストが高いとされている。
そのようなブラジルへ進出したい、ブラジル企業と取引をしている方向けに、経済に特化した情報を共有いたします。
2017年のJETROの調査によると、日本とブラジルの主な貿易品目は下記の通りとなっており、日本の貿易赤字が続いています。
対日貿易の主要品目(構成比):2017 年
日本の輸出: 原材料及び中間材 62.1%(工業原材料,資本財付属品,輸送用機器付属品等),消費財 15.4%(医薬品,食料品,家庭用機械器具等),石油及び燃料 11.7%,資本財 10.7%(工業用機械,輸送機器等)
日本の輸入: 一次産品 46.4%(大豆,鉄鉱石,原油等),工業製品 36.9%(乗用車,航空機,商用車等),半製品 14.4%(粗糖,木材パルプ,鉄鋼半製品等)
(単位:100万ドル)
出所:財務省貿易統計よりジェトロ作成
ブラジルでは、株式会社のみに財務情報の公告義務が課されており、大半の企業が公開義務の無い有限会社の会社形態を取っているため、財務情報入手は困難になっています。
しかしその代わりに、信用調査会社のレポートでは、Trade Referenceという支払い情報が入手できることがあるようです。
クレディセイフでは、様々な公的機関、および現地の有力なパートナーから情報を入手し、オンラインレポートを毎日更新しています。
※2019/6/24時点、売上高は百万ドル、日本円は110円換算
売上高:$42,000M(4兆6,200億円)
売上高:$49,700M(5兆4,670億円)
売上高:$53,800M(5兆9,180億円)
売上高:$62,600M(6兆8,860億円)
売上高:$95,700M(10兆5,270億円)
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