インターネットの普及に伴い、一度も顔を合わせることなく取引を完結するeコマースによる取引が増加しています。
2016年の経済産業省の発表によると、B to BはB to Cの約20倍の市場規模があり、全ての商取引の内30%弱がこのeコマースによる取引と云われています。
見ず知らずの企業から急に発注がくることもあり、従来のようにまずは営業マンが訪問し商談をしながら担当者や社長が信頼のおける人物か、社内に不審な点がないかといった確認をすることが難しくなりました。
もちろん、引き合いが入ったタイミングでアポイントを取ることもできなくはないのですが、ECという性質上、少額の取引希望も数多くかつ全国から引き合いが来るという側面があり、交通費や営業マンの人件費を考慮すると、一件一件、訪問をしていては、コスト倒れになる可能性があります。また、審査に時間がかかるとeコマースならではのスピード感に欠けるため、商機を逸する可能性もあります。
eコマースの取引には、素早く手間をかけずに取引の可否を判断することが不可欠なのです。
手間とコストを抑えた審査には、オンラインで入手できる信用調査会社のレポートが最適です。
簡易的なレポートであれば、その場ですぐに入手できることが多く、素早く客観的な情報を得ることができます。
審査担当者の経験上なにか引っ掛かるところがある企業や、判断に迷う企業はいっそ取引不可と思い切ることも必要です。
限られた情報でスピーディーかつ合理的に審査をこなすことが重要になります。
取引先への代金回収を100%保証をしてくれるファクタリング会社や決済代行会社を活用するのも一つの手です。
サービス申込時に、保証会社が取引先を審査してくれるため、自社で審査をする手間を省くことができます。
例えば、ある決済代行の会社では、請求書の発送から代金回収までを全て代行してもらうことができ、仮に未回収が発生しても代金は100%保証される上、自社で請求や督促をする必要もありません。
資金や人手に余裕のない中小企業にオススメのサービスといえます。
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