まずはコーポレートサイトから会社概要・企業規模・資本金・事業内容・取引先など情報収集を行いましょう。コーポレートサイトからの情報に加え、法務局より取得できる商業登記簿・不動産登記簿を取得して取引先の信用性を確認するとよいでしょう。
自社調査ではカバーできない情報については、信用調査会社など外部機関を活用することで、より多くの情報収集が可能です。信用調査を専門とする調査会社は、独自の調査方法・企業評価方法を確立しており専門家による評価を得ることができます。
営業担当の情報収集
営業担当が行う与信管理業務において最も重要なことは、取引先の情報収集です。
担当者からの直接のヒアリングや情報の提出を依頼をし、必要情報収集をおこなう必要があります。
しかし、このヒアリングには強制力はなく取引先との協力が必要となってきます。
ヒアリング内容としては、資本金や設立年月日、年商や取引先銀行などの情報をヒアリングしていきましょう。
また、営業担当が取引先に訪問した際には、会社内の雰囲気やいつもと違う点など、リスクを最小限に抑えるための重要な情報になりえます。
「社内の活気はどうなのか」「工場や事務所に在庫が積みあがっていないか」「管理職が続々と退職していないか」など変化が見られたら要注意です。