輸入申告及び許可など、独特のプロセスが存在する
過去2回にわたり、海上及び航空手段による輸出の流れについて見てきた。
今回は、輸入の流れについて見ていこう。
過去2回にわたり、海上及び航空手段による輸出の流れについて見てきた。
今回は、輸入の流れについて見ていこう。
本船の到着は、事前にフォワーダーなどからArrival Noticeがある。
コンテナは、CY(コンテナヤード)からCFS(保税倉庫)へ移動される。
その後、各荷主の貨物ごとに仕分けされる。
輸入申告については、フォワーダーが代行してくれる。問題がなければ、輸入許可が下りる。税関検査となると余計に日数がかかる。
トラックに積み込まれ、貨物は届け先に配送される。
上記は混載貨物の場合の流れである。
コンテナ扱い貨物の場合、CFSにてデバンニングのプロセスがなく、その分、必要日数も1日程度短縮される。
航空機到着後、貨物は空港の保税地域に搬入される。
貨物はULDから積みおろされ、個数や梱包状態などの確認をされる。
輸入申告については、フォワーダーが代行してくれる。
問題がなければ、輸入許可が下りる。税関検査となると余計に時間がかかる。
輸入許可が降りると、貨物は保税地域からトラックドックへ移動され、トラックに積み込まれて、届け先に配送される。
※出典: ナレッジマネジメントジャパン株式会社 ウェブサイト(牧野和彦著)
リスク管理の観点から、はじめての海外取引のポイントを初心者の方でも分かりやすいように基礎からまとめました。
目次(一部抜粋)
#4 海外取引における国際物流の流れとは~輸入フロー~
#7 海外取引の代表的な支払条件~Advance PaymentとL/C~
#8 海外取引の代表的な支払条件~Confirmed L/CとD/P,D/A~
#9 海外取引の代表的な支払条件~Open Account~
#10 海外取引に特有の貿易条件とは
#13契約時にできるリスク管理
#15海外取引に利用できる二つの保険とは~輸出取引信用保険~