海外取引には常にリスクが存在している
初めて海外取引を行う企業が知っておくべきリスクについて考えてみよう。
1. 回収リスク
貿易では、製品のデリバリーと代金の回収には大きな時間差がある。また、物理的にも離れているため、支払に対する圧力が国内取引のそれと比べると弱い。
こうした点で、国内取引で単純に後払いを認めるのと違い、海外取引での与信管理には細心の注意を払う必要がある。
2. 為替リスク
円建て取引であれば、為替リスクを気にする必要はない。
しかし、ドル建てやその他通貨での取引を行う場合は、常に為替リスクが付きまとう。
それぞれどのようなリスクがあるのだろう。