昭和41年1月に設立。57期目を迎えた東商ゴム工業様。「ゴムで未来に貢献する!」をスローガンに配合技術開発に注力し、新しいゴムをご提案されています。弊社国内企業情報サブスクリプションモデル(データ閲覧し放題)のユーザーである同社の代表取締役・末永大介様にインタビューいたしました。
※写真は東商ゴム工業の末永様(右)、弊社顧客サポートの八嶋(左)
決め手は、新規営業開拓ツールとしての活用と、業種検索で他社動向が見られることでした。
末永 大介 様
東商ゴム工業株式会社 代表取締役
昭和41年1月に設立。57期目を迎えた東商ゴム工業様。「ゴムで未来に貢献する!」をスローガンに配合技術開発に注力し、新しいゴムをご提案されています。弊社国内企業情報サブスクリプションモデル(データ閲覧し放題)のユーザーである同社の代表取締役・末永大介様にインタビューいたしました。
※写真は東商ゴム工業の末永様(右)、弊社顧客サポートの八嶋(左)
― 御社の事業についてご説明をお願いできますか?
弊社は『こだわれ!!モノづくり!』をスローガンにあらゆる用途のゴムローラー、ゴム単体、樹脂やシャフト、その他ゴム製品を扱う会社です。製造拠点は千葉県の山武郡、横芝光町にある横芝工場で製造業一筋に「半世紀」が経ちました。蓄積された技術の更なる高度化を目指し、『モノづくり』にこだわり続け、お客さまに喜ばれる高い信頼性のある『モノ』を提供し、また新分野への積極的な取り組みなどを柱として、 お客様にご満足いただける製品のご提供を念頭に、末永く社会に貢献できる企業でありたいと考えております。
― 普段、与信管理や営業開拓はどのようなプロセスで行っていますか?
与信管理は基本的に私が中心となっています。たとえば弊社ホームページを見てお客様から「ゴムローラーを探している」とお問い合わせのメールが入った時や、お電話をいただいたタイミングでクレディセイフのサービスにログインします。お問い合わせいただいた企業様の財務状況や企業概要をPDFにして、それと企業ホームページがあればメールに添付して社内共有する形を取っています。PDFをプリントアウトしたものはファイル保管という流れです。
営業開拓は近日ではオンラインが多いですが、新規拡販とのことで商談会や展示会を通じて活動しています。先日は関東5県ビジネスマッチング商談会に参加しました。面談した企業様をクレディセイフのサービスを活用してどのような企業様なのかをチェックしています。弊社が発注企業で先方様が受注企業の場合や、またその逆の場合も当然調べています。
― お取引対象は全国でしょうか?
はい、対象は日本全国です。常にチャンスを探しているので、エリアはこだわらず北海道から沖縄までゴムローラーのお問い合わせをいただいています。
― 当社のことは、どこでお知りになったのでしょうか?また契約いただいた決め手は何でしたか?
お電話をいただくまでは、クレディセイフの名前すら知りませんでした。また弊社自体も「与信管理」をまったくしていませんでした。気にもかけていないと言いますか、そちらに気が回っていませんでした。ただ電話口で非常に印象に残ったキーワードが、業種別に検索がかけられることでした。
弊社事業は業種コードで言う1933(※日本標準産業分類コードに準拠)の工業用ゴム製品製造なのですが、そこから東京都を選択して絞り込むことで、ゴム屋さんだけ検索できる、と教えていただいたことで、非常に魅力を感じました。
今までは同業他社の様子を知るにもツールが無く、墨田区に何件ゴム屋さんがあるかも知らなかったのです。
ライバルがいるのは分かっていますし、お客様とのやり取りで仕入先が弊社以外でも他にあるのだと目にする機会はありましたが、はっきり言って具体的なことは何も分かっていませんでした。
この業種別に検索をかけられることが、新規営業開拓ツールとしても活用できると思い、契約の決め手となりました。先代(現・会長)からの教えで、会社が続くための秘訣は「とにかく新規、新規取引を獲得すること」だとよく言われていました。代表に就任してから今日に至るまで、やはりどのように新規のお取引を増やしていくか、というのは永遠の課題です。
ちなみに弊社の場合は同業者でもライバルというより協業先としてコラボレーションすることができます。会社概要に記載されたメールアドレスからアプローチをしたり、近くに行った際にお電話して少し寄ってみるなど、いまは新型コロナウイルス感染症の影響もありましたので積極的に会いに行くということは出来なかったのですが、抽出した企業様にせめてメールは出来ますので、弊社が出来ないものが出来るのか、その逆はどうかなどの連絡をしていくことで拡販につなげていきたいと考えています。
― 業務に関する情報はどのように得ることが多いですか?
経済ニュースももちろん読んでいますが、やはり似た立場の経営者の方々との情報交換が非常に有効です。主に地場の金融機関などが開催している経営者交流会に参加しています。
60社くらい集まって3グループに分かれるのですが、3か月に1度集まりがあります。先輩経営者がそれぞれの立場で経験されている生のお話を聞いたり話したりできるのは素晴らしい勉強の場です。
― 当社の製品・サービスに対してご満足・ご評価いただけている点はありますか?
基本的には非常に満足しており、他社の業績やホームページなどを簡単に把握できるようになったことを評価しています。今後は、その情報をどう活用していくかが重要だと考えています。
たとえば今後の方向性を金融機関と話をする際に根拠として情報が必要となるため、情報が手に入ることは少し安心感にも繋がります。クレディセイフのサービスは操作に困ったときにはフォローもしてくれますし、先日はクレディセイフが主催するセミナーにも参加して与信管理のノウハウを学びました。
― 御社の新しい取り組みLab Café(ラボカフェ)について教えていただけますか?
異業種(企業間)交流を推し進め、積極的にニーズを獲得し協業活動を通じ、継続的なニーズの取り込み更には、次世代を担う人材育成や海外との交流も深める事により新たなビジネスモデルの構築を模索し、事業の永続的発展の基礎とすることが目標です。少し固く説明しましたが言い換えると、まずは気軽にゴムに触れ合える場所をご用意し、人材交流・企業間交流のきっかけにしていただきたいと考えています。
ゴムは料理のようなイメージで、材料に何が入っているか、分量はどれくらいかと似ておりそれぞれレシピがあります。
硬さについては反発弾性といい、押して戻りがどうか、削れにくいか耐熱性がどうか全部レシピなのです。ゴムローラーの加工業で永年やってきましたが、これからはラボカフェを通じてゴムの配合でも東商ゴム工業が選ばれるようにしていきます。
フリーゴムというシリコンゴムがあるのですが、粘土のように形を作ってオーブントースター等で熱を加える事でゴムになります。そのような材料を使った体験プログラムを用意して小学生にはまず遊んでいただきたい、中学生には職業体験の場にしていただきたいです。外国人の方とも交流を持ちたいので、そういうスペースにしたいと考えています。ホームページやFacebookでも発信していきますのでご興味いただけたらぜひのぞいてみてください。
半世紀も続く歴史のある企業様ですが、現状にとどまらず営業の新規開拓やLab Caféといった新しいことに取り組んでいく活き活きとしたエネルギーを感じました。Lab Café は2021年6月より、基本的に毎週火曜日と水曜日に本社(墨田区両国、担当末永大介様)で、スタートしておりますので、ぜひ東商ゴム工業様へお問い合わせくださいませ。
クレディセイフでは、国内企業検索にサブスクリプションモデルを採用しています。データ閲覧し放題ですので、業種検索や新規開拓の活用として制限なく企業検索をしていただけます。実際のイメージをデモンストレーションでご覧いただけますのでぜひお問い合わせくださいませ。