#6 与信管理で決める二つのポイント

営業担当者のための与信管理

※提供は法人のみ

あなたの会社は与信管理規定がありますか?

 

①与信管理で決めること

与信管理では、大きく二つの事項を決めます。

★ポイント1
【与信管理で決定事項】
[1]取引の可否を決める
[2]取引して良い金額=与信限度額を決める

また、取引の段階によって、与信管理の局面も変化します。

★ポイント2
【与信管理の局面】
[1]新規取引を開始するとき=新規取引
[2]既存得意先と継続取引をするとき=既存取引

取引の段階に応じて、取引可否と取引可能な金額を決めるサイクルを定着させることが、不良債権を抑制するための基点になります。

 

②与信管理規定

決定の判断は、上記の設定された基準やルールに基づいて行います。

この基準やルールを定めたものが、与信管理規定です。

与信管理規定は、企業ごとに作成されており、その企業の営業方針や所属する業界の取引慣習などを色濃く反映した内容になっています。

勤めている企業の営業に対する姿勢が読み取れるので、一度じっくり目を通すことをお勧めします。

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変化の早い昨今では、営業担当者が取引先を見極める目を持つことが、貸し倒れを防ぐ最も有効な対策といえます。

そこで、営業担当者に必要な与信管理の視点を体系的にまとめました。ご自身の与信管理に対する理解確認や、研修教材としてご活用ください。

 

目次

  • はじめに-なぜ与信管理を行う必要がある?
  • 与信管理を行わないとどうなる?
  • 営業担当だからこそ気付ける経営悪化の兆候
  • 新規・既存によって変わる与信管理の流れ
  • まとめ-与信管理の効果

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