過去の履歴1~2年間分の閲覧
Creditsafe(以下、CS)のレポートには、信用格付けと与信限度額の過去の履歴が1~2年間分程度表示される。
格付けと限度額の変化を見ることで、調査対象企業の信用リスクの変化がわかる。
急激な格付けの低下や、与信限度額の減少は、短期間での信用リスクの悪化を意味するので、注意したい。
一般的な企業情報レポートと違い、CSの系列情報には、信用格付け、与信限度額、売上などが記載される。
また調査対象企業が新設企業や外資系企業の場合、企業情報レポートの情報量が少ないことが多い。
そうした場合、親会社の信用リスクを見て、与信判断をすることがある。
一般的な企業情報レポートでは、社名と住所ぐらいしかわからないが、CSのレポートでは信用リスクを知れ、利便性が高い。
またコスト面でも、1社分の費用で系列会社全体のリスクを知れるという利点がある。