Efficiency Ratio(効率性の分析)
海外でよく使われる主なEfficiency Ratio(効率性の分析)には、下記の指標がある。
- Assets to Sales(総資産回転率)
- Days Sales Outstanding, DSO(売掛金回転日数)
- Sales to Inventory(棚卸資産回転率)
海外でよく使われる主なEfficiency Ratio(効率性の分析)には、下記の指標がある。
企業の効率性を判断する最も一般的な指標。
日本でもよく使われる比率だが、欧米では計算式が異なる。日本と違い、売上に対する比率として%で計算する。
比率が低いほど資産の効率性は高く、高いほど資産が有効に活用されていないことになる。
Total Assets / Sales = Assets to Sales (%)
総資産回転率(計算式)
別名Collection Periodとも呼ばれる。
売掛金の回収効率を判断する指標。日数が少ないほど、早期回収を意味して経営効率が高い。
分子となる売掛金は貸借対照表の数値を使うのが一般的だが、期中平均や2期分平均などを使う場合もある。
Accounts Receivable / Credit Sales ×365 = DSO(Days)
売掛金回転日数(計算式)
棚卸資産の効率性を計る指標。
日本でも良く使われる効率性の指標の一つで、この比率が高いほど、棚卸資産の経営効率が良いことになる。
但し、同業他社に比較して極端に高い場合は、販売機会喪失の可能性があり、反対に極端に低い場合は不良在庫の疑いがある。
Sales / Inventory = Sales to Inventory (Times)
棚卸試算回転率(計算式)
業界の第一人者であり、弊社代表でもある牧野和彦が海外与信管理について、わかりやすく解説しています。
「すでに海外取引を行っているが、与信管理が正しくできているかわからない」
「これから海外取引をはじめるにあたり、参考となるものが欲しい」
このようなお悩みをお持ちの方へ、オススメします。
目次(一部抜粋)
#21 海外取引で覚えておきたい効率性の分析
#25 海外取引における危険な兆候
#27 海外取引における電話での催促~具体的な約束を言わせるコツ~
#33 裁判外紛争処理の一種、仲裁(Arbitration)とは
#34 海外与信管理における訴訟の留意点
#35 外国人弁護士起用の留意点
#36 海外の取引先が倒産したら